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シックスシグマ

2000年前後頃に流行った品質管理手法かな?

シックスシグマ
シックスシグマ
posted with amazlet on 07.03.03
シビル チョウドリ Subir Chowdhury 丸山 聡美
翔泳社 (2001/08)
売り上げランキング: 23962
おすすめ度の平均: 4.0
5 初心者には最高!
5 概念を理解しやすい本でした
4 「シックスシグマ」をまったく知らない人用


社長のオススメみたいな本棚が会社にあって、そこに置いてあったので読んでみた。
「ザ・ゴール」とかで流行った小説仕立ての手法解説のやり方ね。
具体的な導入方法とかには触れられていないので、シックスシグマとは?みたいな入門書的位置付け。

おいらが、シックスシグマに興味を抱いたのは、下記ブログで良く出てくる言葉だったのがきっかけ。
http://gitanez.seesaa.net/
このブログの中の人は、Web関連の会社の人らしい。
実際にシックスシグマを導入しているとされるWeb屋さんというとミツエーリンクスが思いあたる。
http://www.mitsue.co.jp/

実際の所、製造業を中心にはやったシックスシグマだけれども、こういった他業種の標準的な手法をWeb制作で使おうとすると、Web制作のプロセス自体が未成熟なせいかもしれないが困難を感じることが多かった。
5年くらい前かな?うちではCMMとかもやろうとしてたよなぁ…みたいな。
結局CMMについては、全社的な動きにはいたらなかった。
(個人的には、全然役に立ってないわけでもないけど)

シックスシグマについては
  • 導入して何がどう変わったのか?
  • 導入の成功事例と失敗事例
  • 失敗の場合の原因
  • どの程度Web制作のプロセスに生かせるのか?
  • 具体的な導入手法ってどうなっているのか?
あたりが本当は知りたいけど、どんな本を見ても、まず失敗事例は載っていない。あたりまえだけど。w

シックスシグマ自体、どちらかというと、手法という以上に思想的な臭いが強い気がした。
(本の方向性がそうだっただけかもしれないけど。)
そうだとすれば、うまくいく土壌・体質みたいな物ってあるのだろうと思う。
本書にもあったとおり、上の理解と協力、中間層と下層の熱意と実行力が伴わないとうまくいかないのは、どんなソリューションであっても一緒。

ただ、大きくなった組織が成功し続けるためには、「DMAIC(Define=定義、Measure=測定、Analyze=分析、Improve=改善、Control=管理)」のプロセスをきちんと把握することが必要だとは思う。
そうでければ、小さい会社の寄せ集めみたいなもので、規模は人数に比例するだけで、やっていることもばらばら、本質的な業績改善も品質改善も望むべくもないからだ。
また、クライアント企業の中や社会的なWebの利用価値というものが高まっている中で、数値で結果を出すことを求められる機会は目に見えて増えてきている。
Web制作のプロセスが未成熟だったと書いたが、ここ2年ぐらいでWeb制作プロセスの本も出たりして、徐々にプロセスが成熟している過程なのだとおもう。そうすると、こういった製造業などで培われた手法が、Webに転用できる可能性は大きくなってくるかも。

あえて、難しい話はさけてあったので、シックスシグマについて本当に理解するには足りない本だと思うけど、考えるきっかけや、とっかかりみたいなものは拾えたかな。
なかなか落ち着いて考える時間がないこと
こういった話をする相手がいないこと
が、ちょっと悩ましい。通勤の途中で思いついたことは、揮発性のアイデアなので数時間で忘れちゃうしね。^^;

こういった本は、基本経営者向けに書かれているわけだけど、下層側からなにが変えていけるかも考えてみたい。





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