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インフォコモンズ


インフォコモンズ (講談社BIZ)
佐々木 俊尚
講談社
売り上げランキング: 60368
おすすめ度の平均: 3.0
2 わからない・・・
2 さまざまな知識が駆使されるが,あいまいで理解できない
4 ウェブ3.0の定義は「非集中化(デセントラライズ)した私」
2 何が言いたいのか良く分からない。
4 これからのウェブの将来性に期待させられる本です!


前に、「404 Blog Not Found」で書評を読んだつもりだったのだが、
改めて見直してみたら、この前の本と勘違いしていたみたいだ。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51081256.html

余談だが、この書評を探すのに、ブログ内の検索窓から検索したら結果が出てこなくて、
Googleに戻って検索してしまった。これって、どういうこと?

ぶっちゃけてしまうと、佐々木俊尚による、「Web3.0」とはって話。
個人的にも以前から気になっていた、「アテンション・エコノミー」への対処みたいなことについてかなり詳しく考察されている。
内容が内容だけに、新語、あるいは新解釈で登場する語句のオンパレード。ルビも多いのはdankogaiの指摘の通り。

・中間共同体(マジックミドル)
・情報共有圏(インフォコモンズ)
・情報洪水(インフォフラッド)
・暗黙ウェブ(インプリシトウェブ)

アマゾンの書評にも「よくわからない」が頻出している模様。w

この本のなかで、よりよい形での「情報共有圏」の実現に向けた、試行や取り組みについて、
いくつかサービスが紹介されている。

・フェースブック http://ja-jp.facebook.com/
・フェイバリットDB http://www.favoritedb.net/
・ソーシャルフィード http://socialfeed.cc/
     登録システムが死んでいるっぽい

なんやら、フェースブックはともかく、後のところはビジネス的に
あまりうまくいってないってかんじがするサイトの状態。残念なことだ。

情報がスパム化することの例として、フェイスブックの行動配信があげられていたが、
不必要な情報が送られてくるという理由で、その人からの情報をシャットアウトすれば、今度はディスコミュニケーションが発生する。
また、ディスコミュニケーションや必要情報の欠落を嫌うあまりに、すべての情報源を切らずにおくと、情報洪水に溺死してしまうということになる。
いわゆる、「RSS未読恐怖症」というやつ。
丁度、この本を読んでいるとき、知人のブログで「飲み物の記事はいらない」みたいなメールが来たという話について記事が書かれていた。
http://stillwantto.be/blog/2008/10/rss_1.html
これは、まったく根は一つの話であろう。

どうあるべきかという話について言うならば、個人的になら意見はある。
スパムフィルタリングで使われるベイジアンのようなものを、うまくオススメのフィードとして優先度をつけて見せてくれるシステムができることを望んでいる。
多分そういう方向で開発を進めているところもあると思う。
ただ、実用的なレベルに達していない可能性が高い。スパムのように、0,1で切り分ける話ではないし、
ある程度の外れもありつつ、適当な精度でフィルタリングが行われる、このさじ加減が難しい気がするのだ。
また、同一内容を扱う記事をまとめて、評価の高い順に並べるなども必要かもしれない。

このあたりがうまくできるようになったら、RSSの普及は一気に加速するかもしれない。

まぁいいや。
あと、信頼というのは、数の少ない間は、もっぱら人に従属して発生するように思う。
「この人の言うことだから…」「この人のお薦めする本だから…」というわけである。
しかしながら、実のところ、この本の中で一番気に入ったというか、腑に落ちたのは
「友情(フレンドシップ) not= 信頼(トラスト)」という部分かもしれない。

仕事的には、マーケティング関係のソリューションとして、「リコメンドシステム」と絡んでくる話である。
また、「行動ターゲティング」は、プライバシー問題をはらみつつも、その効果の高さが注目を集めつつある。

後、ちょっと方向が違うが「ゲノム的アルゴリズム」については、もうちょっと調べておきたいと思う。


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